こんにちは！
昭島名倉堂接骨院の内田です。
今回は野球部ピッチャーの足の親指の痛みについてのお話です。
まずは上の動画を御覧ください。
高校野球部、ピッチャー
ボールを投げる時に右足親指に痛みがある。
投球回数が多くなると痛みが強くなる。
本人のイメージだとマウンドを強く蹴ると球速があがり良い球を投げられるイメージがある。
日常生活で痛み事はないが、投球練習後には歩くだけでも痛い事もある。
可動域、筋力チェック、エコーでの炎症の有無を調べた結果、局所的に大きな問題はなさそうです。
今回も投球動作に原因がありそうなので
動画を撮影しスローモーションで痛みの原因を探る事にしました。
実際にはマウンドがありマウンドプレートがあるので、忠実に痛みを再現できたわけではないのですが、投球を重ねるとフォームの崩れが現れてきました！
フォームの崩れが悪影響と悪循環を繰り返しています。
悪循環の第一歩は右側の写真の赤丸です。
踏み込んだ左足の弱さにあるようです。
これが動きを支えられなくなると、体が傾き球筋が悪くなる。
本人はこれでは思った球が投げられないと、右足でプレートを強く蹴る。
さらに勢いが増すので、左足は体を支えきれなく傾く…。
完全に悪循環に陥り、痛みは強くなります！
ピッチャーには脚の力が重要な事は本人も熟知しており、
走り込みは十分こなしているようでした。
ですが、ピッチングに活きてこない！
よく起こる事ですが、トレーニングが実践（今回は投球動作）に結びつかないと
ただのトレーニングが上手い選手が出来上がってしまいます。
今回のケースでは普段の走り込みを実際の投球動作に活かせるよう
橋渡しとなるトレーニングメニューを作成して、実行してもらうようお願いしました。
当院では痛みの原因を知る事で痛みを無くすことは勿論
今まで以上のパッフォーマンスを得ることが私たちの一番の願いです。
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どうぞよろしくお願いします！
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